研究開発部 東京商品開発室

リクルート
研究開発部 東京商品開発室
2019年4月入社

入社を決めた理由は?

私は元々食べることが好きで食品企業で働きたいと考えていました。特に味を作る仕事である開発に興味があり、就職活動では多くの調味料メーカーを比較しました。その中で一番食品は幅広い食の開発が出来ること、開発から生産までお客様に対しトータルサポートが出来ることを知り、一番食品で開発をする楽しさと可能性を感じ入社を決めました。

現在の仕事内容は?

主に量販店や小売店向けに内食商品の提案、商品開発を行っています。商品提案はお客様と新商品についてディスカッションを行い、コンセプトを決めます。そしてコンセプトに沿った情報収集(トレンド、地域性、異国料理など)を行い提案します。商品開発は提案した内容をもとに、お客様のご要望に合わせ、味、使用方法、包材、価格、ターゲットなどを考え商品設計を行います。(味の参考になるお店に食べに行き味の分析を行うこともあります。)

現在の仕事で感じる「やりがい」は?

お客様から直接「美味しい!」と言って頂けたときにやりがいを感じます。また開発した商品が棚に陳列されたときや市場の小売品にはない珍しい商品を開発し商品化したときに感じます。特に入社し初めて採用された、レモンの甘酢たれは思い入れのある商品の一つです。商品提案から行い、先輩方からご指導頂き改良を重ね、商品化、棚に陳列されているのを見たときの感動と達成感は今でも忘れません。

現在の仕事で感じる「厳しさ」は?

小売品で飲食店(外食)の味や海外の本場の味を再現することに難しさを感じます。飲食店の料理は、家庭では難しい調理工程や器具を使用していることがあります。また異国料理では、調達しづらい食材や調味料を使用していることがあります。その為、簡便性のある使用方法の設計や味のクオリティを再現することに技術を要します。また、工業的製品として安全性と品質を保証する必要があり、その中で美味しさを追求した商品開発を心がけています。

入社後、 印象に残っているエピソードは?

入社2年目で担当した、全国展開している小売店向け「サムゲタン鍋」の開発が印象に残っています。お客様との商談の中で理想とするサムゲタン鍋を一緒に考え、それを具現化していきました。開発するにあたり、使用する食材や使用方法、アレンジレシピの提案など調味料の味以外の検討も行いました。この商品の開発をする中で、調味料メーカーとして調味料だけを開発するのではなく、消費者目線で料理全体を捉えお客様と開発していくことが一番食品の開発の仕事だと気付き、今でも私の働き方の軸になっています。

これから挑戦したいことは?

料理を化学的に捉えることで更に市場のニーズに応えていきたいです。調味料は料理の味や香りを担うだけではなく、食材の食感や見た目、調理工程にも関係する料理の重要な要素です。例えば、通常通り炊飯器で炊飯するだけでおこげが作りやすい炊飯用調味液を開発したり、肉や野菜などの食材に味が染み込みやすい煮物のたれを開発したり、調味料は化学的に捉えることで商品価値を更に上げることが出来ます。ニーズを多面的に捉えご要望以上の提案、開発を実現したいと考えます。

入社を検討している方へのメッセージ

一番食品では幅広い食の開発に携わることが出来ます。また、学びたいことや挑戦したいことをどんどんさせてくれるような職場で日々成長できる環境だと思います。直接お客様に自分の担当した商品の評価をいただく機会もあり、やりがいや達成感を感じることが出来る仕事です。ご縁があり一緒に仕事ができることがあれば、とても嬉しく思います。

1日のスケジュール

8:30

始業

サンプル試作の準備、メールの確認

9:00

朝礼

スケジュール確認、新商品や新店舗等の情報共有

9:30

商品開発

コンビニエンスストア向けパスタソースの配合設計、商品試作、試食

12:00

休憩

昼食

13:00

商談

コンビニエンスストア バイヤーへパスタソースの企画提案、試食

15:00

市場調査

開発員、営業員と新店、話題店のパスタ店舗にて調査実施

16:00

営業員と打ち合わせ

次回提案に向けての戦略会議

17:15

明日の業務準備

17:30

業務終了

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